サクサクのはずが…油吸ってベトベト天ぷら爆誕!
揚げたてサクサクを夢見た、初天ぷらへの挑戦
皆さん、こんにちは!手料理の黒歴史、今日のゲストは「揚げ物界のラスボス(?)」、天ぷらです!
「天ぷらなんて、難しそう…」と思っていた私ですが、テレビで見る揚げたてサクサクの映像に心を奪われ、「いつか自宅で!」という夢を抱いていました。ある休日、ついにその日が来たのです。
スーパーで海老や旬の野菜を買い込み、意気揚々とキッチンへ。「衣は冷たい水でサッとね!」というレシピを頭に叩き込み、いざ調理開始です。
レシピ通りのはずが…油鍋に広がる違和感
まずは衣作り。ボウルに小麦粉を入れ、氷水を加えて、菜箸でサッと混ぜ…「うんうん、いい感じのゆるさじゃないか!」と自画自得。次に揚げ油を温めます。「170℃くらいかな?」と、なんとなくの勘で温度を決め(ここが既に黒歴史フラグだったのかもしれません)、具材に衣をまとわせ、いざ油鍋へ!
ジュワ〜ッ!という音とともに、油鍋に投入された海老や野菜たち。最初は「おぉ!揚げてる揚げてる!」と感動していたのですが、時間が経つにつれて、なんだか様子がおかしいんです。
衣が全然サクッと固まらない?むしろ、油を吸っている…?どんどん衣の色が濃く(悪く言えば焦げっぽく)なっていくのに、中の具材からはまだ水気が出ているような音がする…。
「あれ?これはもしかして…」と嫌な予感が脳裏をよぎります。
衝撃の結末!「揚げ物」ではなく「油浸し物体」爆誕
恐る恐る、揚がった(と信じたい)天ぷらを網にあげると…。
そこには、私が夢見た黄金色でサクサクの天ぷらの姿は、どこにもありませんでした。
代わりに現れたのは、油をたっぷり吸って色が黒っぽく、衣もベタベタで重そうな謎物体!衣は剥がれているところもあるし、形もなんだか不格好…。箸で持つとずっしりと重く、揚げているはずなのに「揚げ煮」のような雰囲気さえ漂っています。
匂いも、香ばしい揚げ物の香りではなく、ただただ「油」の匂い…。
意を決して一口パクリ。「…重いっっっ!!!」衣は油を吸ってスポンジみたいで、噛むと油がジュワッ…!サクサク感はゼロ。中の海老はなんとか火が通っていましたが、野菜は生煮えだったり、逆に焦げていたり…。
期待感MAXで始めた初天ぷらが、まさかの「油吸い込みベトベト物体」に化けた瞬間でした。その時の私の顔は、たぶん油鍋の湯気で曇っていたと思います…。
黒歴史からの学び(?)と開き直り
この油まみれの天ぷら黒歴史から学んだこと?それは…
- 揚げ物の油の温度管理は、勘に頼ってはいけない(温度計必須!)
- 衣は混ぜすぎちゃダメ絶対!
- そもそも揚げ物って、想像以上に手間がかかるし怖い!
ということでしょうか。この一件以来、自宅で揚げ物をするのは、よっぽどの覚悟がない限り避けるようになりました(笑)。
でも、あのベトベト天ぷらの衝撃は、今でも忘れられない笑い話として残っています。
あなたもきっとあるはず!油まみれの失敗談
手料理って、本当に奥が深くて面白いですよね。サクサクを目指してベトベトになったり、フワフワがカチカチになったり…。でも、そんな失敗があるからこそ、成功した時の喜びもひとしおですし、何より「やっちゃった〜!」って笑える思い出になります。
私のように、サクサクを夢見て油と格闘したあなた!ベトベトになった経験、ありますよね?大丈夫、あなただけじゃないですよ!
これからも、怖がらずに(でも油断せずに!)、色々な料理に挑戦して、美味しい記憶も、笑える黒歴史も、たくさん増やしていきましょうね!