しっとりふわふわのはずが…まさかの石炭&生焼け爆誕!?私の初パウンドケーキ黒歴史
お菓子作りって、なんだか夢がありますよね!特にパウンドケーキ。紅茶片手に、自分で焼いたしっとりふわふわのケーキ…想像しただけで幸せ気分です。
「よし、私も憧れのしっとりふわふわパウンドケーキを焼いてみよう!」
そう決意した私。レシピを眺めると、「材料を混ぜて型に入れて焼くだけ」と書いてある!なんて簡単そうなんだ!これなら私にもできるはず!と、ウキウキ気分でキッチンに立ちました。
レシピ通りのはずが…あれ?なんか生地が重いぞ?
材料を揃え、いざスタート!まずはバターをクリーム状に…よしよし。砂糖を加えて混ぜて…うんうん。卵を少しずつ加えて…あれ?なんか分離してる?大丈夫かな?
気にせず進めます。粉を振るって…さっくり混ぜる…「さっくり」って一体どうやるんだ?まぁ、全体が混ざればいいか!と、結構しっかりめに混ぜてしまいました。そのせいか、だんだん生地が重〜くなってきた気がします。でも、見た目はそれっぽいので良しとしよう!と、自信満々で型に流し込み、オーブンへセット完了!
「30分後には、私特製しっとりふわふわパウンドケーキの完成だわ!」
焼き上がりを心待ちにしながら、オーブンを覗き見ます。
オーブンから漂う異臭…そして衝撃の焼き上がり!
焼き始めてしばらくすると、あれ?なんかオーブンから変な匂いがするぞ?甘い匂いのはずが、なんだか焦げ臭いような…。でも、レシピ通りの温度と時間だし、きっと大丈夫!と自分に言い聞かせます。
そしてついに焼き時間終了!オーブンを開けると…
そこにいたのは、私の想像していたパウンドケーキとは全くの別物でした。
まず、全然膨らんでない!型からほんの少し顔を出しただけで、高さがありません。そして、表面が…真っ黒焦げじゃないですか!?まるで石炭の塊みたいになってる!
恐る恐る型から外してみると、触り心地もカッチカチ!まるで固まった粘土のようです。
「う、うそだろ…これが私のパウンドケーキ…?」
見た目は石炭、中はドロドロ…衝撃の断面図
意を決して、カチカチになったパウンドケーキにナイフを入れてみました。外側は硬くてなかなか切れません。力を入れてようやく切ってみると…
中はまさかのドロドロの生焼け!!
外側は真っ黒焦げでカッチカチなのに、中は粉とバターが混ざったような、ドロドロの生地そのもの。あのオーブンから漂っていた異臭は、焦げと生焼けが混ざった、なんとも言えない恐ろしい匂いだったんですね…。
見た目は石炭、触感はカチカチ、断面はドロドロ、匂いは異臭。もはやこれはパウンドケーキではなく、「石炭&生焼けの謎物体」です。
さすがに味見をする勇気は…ちょっとだけ出しました。カチカチの外側をかじると、苦い!そして中のドロドロ部分は、粉っぽくて油っぽい、未完成の生地の味。一口でギブアップしました。
石炭パウンドケーキから学んだこと(?)
この石炭&生焼けパウンドケーキ大失敗事件から私が学んだこと…。それは、
- お菓子作りは計量が超重要! 適当は絶対にダメ!
- 「さっくり混ぜる」は「しっかり混ぜる」じゃない! たぶんここを間違えた…
- オーブンにも個性があるかも? レシピ通りの温度でも焦げることはある!
- 見た目だけじゃわからない、料理の奥深さ(と怖さ)。
憧れのお菓子作りが、一瞬にして爆笑黒歴史となりました。あの石炭のような塊を見るたびに、情けなさと面白さが込み上げてきます。
失敗も笑い飛ばせば、それは黒歴史じゃなくて「ネタ」!
料理やお菓子作りって、本当に奥が深いですよね。レシピ通りにやったつもりでも、ちょっとしたことでとんでもない失敗になることがあります。でも、それも全部ひっくるめて面白い思い出になります。
私のように「石炭&生焼けパウンドケーキ」を爆誕させてしまったあなた!大丈夫です、あなただけじゃありません!世の中には、想像もつかないような料理の黒歴史を持った人がたくさんいます。(ここにいます!)
失敗を恐れず、どんどん挑戦していきましょう!そして、失敗した時は思いっきり笑い飛ばしましょう!その失敗談は、きっと誰かをクスッと笑顔にする、最高の「ネタ」になりますよ!
あなたの黒歴史失敗談も、ぜひ笑い話にしてみてくださいね!