ジュワッのはずが…油吸いすぎ!ナスが海の藻屑になった件
ジュワッのはずが…油吸いすぎ!ナスが海の藻屑になった件
皆さん、こんにちは!料理の黒歴史、お持ちですか?私はもう、数えきれないほどの黒歴史に彩られたキッチンライフを送っています(泣笑)。
今回は、夏の定番「ナス揚げ浸し」に挑戦した時の、忘れられない失敗談をお話しさせてください。
なぜナス揚げ浸しに挑戦したのか?
夏になると、スーパーでツヤツヤのナスを見かけますよね。あの紫色を見ていると、「ああ、ナスが美味しい季節だな〜」としみじみ感じるんです。
特に、実家で食べたナス揚げ浸しが忘れられなくて。「ナスを揚げて、だし汁に漬けるだけ」と聞くと、なんだか簡単そうじゃないですか?ジュワッとだし汁を吸ったナスを想像するだけで、もうヨダレが…。
よし、今年は自分で作るぞ!と意気込んで、レシピを検索しました。
レシピ通り、のはずが…どこで歯車が狂った?
レシピには、ナスを切ってアク抜きして、油で揚げる、と書いてありました。油で揚げる…ここが私にとっては最大の難関です。なんせ、揚げ物経験がほぼゼロ。「油ハネ怖い」「油の温度ってどうするの?」と、始まる前からビクビクでした。
でも、「だし汁に漬けるだけ」という最後の工程に惹かれて、頑張ることに。
レシピ通り、ナスをカットして水に漬け、キッチンペーパーでしっかり水気を拭きました。いよいよ揚げタイムです。
フライパンに油を結構な量入れ、火にかけます。油の温度、適温が分からないので、とりあえず菜箸を入れてみて細かい泡が出るくらい…かな?と適当に判断(これがダメだった)。
おそるおそるナスを投入!
…あれ?なんか、ナスの色が全然変わらない?レシピの写真だと、もっと綺麗な紫色と揚げ色のコントラストがあるのに、私が揚げてるナスは、なんだかどんどん油を吸って、色が鈍くなっていくような…。
「もっと温度上げないとダメなのかな?」と火を強くしてみたり、「揚げ時間が足りないのかな?」といつまでも揚げてみたり。でも、一向に理想の色とふっくら感にならないんです。むしろ、見る見るうちに油を吸って、しなびていくような…。
最終的には、「もういいや!」と諦め、油から引き上げました。キッチンペーパーにとってもらったんですが、全然油が切れない!むしろ、ナスがテカテカ光っていて、ペーパーが即座に油まみれに。
その時点で、嫌な予感しかありませんでした。
衝撃の結末…ナスが海の藻屑に!?
そして、だし汁に揚げたナスを漬け込みます。粗熱が取れて、冷蔵庫で冷やすこと数時間。
いよいよ実食の時が来ました。
レシピ写真のように、お皿にナスを盛り付けます。…が、あれ?ナスが全然ふっくらしてない!むしろ、なんかぐにゃぐにゃで、形を保てていないんです。お箸で持ち上げようとすると、プルプルと震えて崩れそう…。見た目は完全に「油まみれの海の藻屑」。これはひどい。
勇気を出して、一口パクリ。
「…じゅ、ジュワッ…!?」
期待していたのは、口の中でだし汁がジュワッと広がる、あの優しい味わいのはずでした。でも、現実は…油がジュワァァァァッ!!! 口の中に広がるのは、だしの風味ではなく、ひたすら油の味。ナス本来の甘みや旨みなんてどこへやら。食感も、とろとろを通り越して、もはやドロドロ。油を吸い込みすぎて重く、胃もたれしそうな感じです。
悲しい、でも、なんか笑える…。頑張って揚げたのに、出来上がりはこれか、と。
夫にも一口食べてもらったのですが、「……うん。油、すごいね」と、それ以上のコメントはなし。ですよねー!ごめんねー!!
結局、その日のナス揚げ浸しは、ほぼ手つかずでお別れすることになりました。さようなら、私のナスたち…。
黒歴史からの学び(?)と開き直り
この失敗から学んだことですか?ええとですね…。
- 油料理はやっぱり怖い(そして奥が深い)。
- 油の温度って、本当に、本当に大事らしい。適当はダメ絶対。
- ナスは油を吸いやすい食材なんだ!対策が必要!(多分レシピに書いてあったのに見落としてた)
- 失敗しても、それはそれでいい思い出になる(強がり)。
完璧な料理を作るのはまだまだ先になりそうですが、こんな失敗談も、いつか笑い話になる日が来る…はず!
あなたの黒歴史、聞かせてください!
私のナス揚げ浸し、なかなかの黒歴史っぷりだったと思いますが、皆さんはいかがでしたか?
「あー、私もあるある!」「油の温度、私も失敗したことある!」なんて、共感していただけたら嬉しいです。
料理は失敗してなんぼ!…ですよね?(願望)
失敗を恐れず、次も何か作ってみようと思います!次は、油を使わない簡単なやつにしようかな…(弱気)。
皆さんも、もし笑える料理の失敗談があったら、ぜひコメントで教えてくださいね!一緒に笑い飛ばしましょう!