笑える!私の初料理黒歴史

理想の味のはずが…まさかの「味どこ行った?」ソース!私の初ミートソース黒歴史

Tags: 初料理, ミートソース, 料理失敗, 初心者, 味付け失敗

意気揚々と、初ミートソースに挑戦!

初めて一人暮らしを始めた頃、「そろそろ自炊も頑張らなきゃな〜」なんて漠然と思っていた私。でも、凝ったものはハードルが高い…。そんな時、ふと「ミートソースならいけるかも!?」と思いついたんです。

だって、ひき肉と玉ねぎ炒めて、トマト缶入れて、ぐつぐつ煮るだけでしょ?パスタにかければ一丁上がり!これなら料理苦手な私でも、美味しいものが作れるはず! レトルトじゃなくて、ちゃんと手作りミートソースで「できる女」アピールしたい…!そんな淡い期待を胸に、スーパーで材料を買い揃え、いざキッチンへ!

レシピ通り…のはずなのに、漂う違和感

ネットで見つけた「簡単☆本格ミートソース」というレシピをスマホ片手にスタート!

まずは玉ねぎをみじん切り…うう、目が痛い!涙と戦いながら何とか終了。続いて人参、セロリ…は、ちょっと難しそうだからパス!ひき肉を炒めて、玉ねぎも投入。おお、なんか料理してるっぽい!

しんなりしてきたらトマト缶ドバーッ!この瞬間、なんかプロっぽい!そして、レシピに書いてある調味料を計量スプーンで慎重に投入。コンソメ顆粒、ウスターソース、ケチャップ、塩コショウ…。よし、分量通り!

あとは煮込むだけ…と書いてあったので、弱火にしてグツグツ。時々混ぜながら、「いい感じになってきたんじゃない〜?」なんて鼻歌交じり。見た目はレシピの写真みたいにとろみがついてきた気がする!匂いも…うん、トマトの香りはする!これは成功間違いなし!!

衝撃の結末…「味どこ行った?」ソース爆誕!

煮込み時間終了!ちょうど良い具合にとろみがつき、見た目は完璧なミートソースが完成しました!お皿に盛ったパスタの上に、自信満々にソースをたっぷりかけます。

「わー!自分で作ったミートソースだ!」と感動しながら、フォークでクルクルッと巻いて、いざ一口…!

パクッ。

…あれ?

もう一口。

パクパクッ。

……味が……しない……?

え?なんで??

トマトの酸味と、ほんのーり玉ねぎの甘みは感じるけど、それだけ。コンソメの旨味は?ウスターソースのコクは?ケチャップの甘みは??全部どこ行ったの!?

見た目は完全にミートソースなのに、舌に乗せると広がるのは、ただひたすらに薄い、物足りない味。まるで「薄めたトマトジュースにひき肉が浮いている何か」。

レシピ通り、調味料を計量スプーンでちゃんと入れたはずなのに…。なぜか、全ての味が迷子になってしまったようです。

恐る恐る一緒に食卓を囲んだ家族に「どう…?」と聞くと、「うん…なんか…薄いね」「トマトの味だけ?」「これ、ミートソース…?」と、困惑したような、気を使ったような微妙な反応…。

あの時の、期待から絶望へ突き落とされる瞬間の衝撃は、今でも忘れられません。時間をかけて作った達成感は、一瞬で「なんで?どうして?」という疑問符と、味のない現実の前に消え去りました。

黒歴史からの学び(?)と、今の私

あの「味どこ行った?」ミートソース事件から学んだこと。それは、「レシピ通り調味料を入れる」ことと、「ちゃんと味が付く」ことはイコールではない、ということ。そして、「味見」の重要性です!あの時、煮込み中にちゃんと味見をしていれば、何か手を打てたかもしれないのに…。

この失敗がトラウマになり、しばらくミートソースはレトルトに戻ったのは言うまでもありません(笑)。でも、この一件を乗り越え(?)、今はなんとか自分で味を調整しながら料理できるようになりました。

もちろん、今でも失敗はたくさんします!焦がしたり、しょっぱくしすぎたり、逆に薄すぎたり…。でも、あの味なしミートソースよりはマシかな、と思っています!

失敗も、きっと美味しい経験談!

初めての料理で失敗するのって、本当に凹みますよね。「私って料理のセンスないのかな…」とか思っちゃったり。

でも、大丈夫!みんな最初はそうなんです!味がないミートソースも、衣が剥がれた唐揚げも、焦げ付いた卵焼きも、全部「頑張って作ってみよう!」と思った証拠。

私の味なしミートソース黒歴史のように、思わずクスッと笑える失敗談、あなたにもありませんか?「自分だけじゃないんだ!」って思ったら、ちょっと気が楽になりませんか?

失敗談を肴に笑い飛ばして、また次の一歩を踏み出しましょう!次はきっと…美味しいはず!?多分!