笑える!私の初料理黒歴史

理想はくるくる、現実はぐちゃぐちゃ。私の初オムライス黒歴史

Tags: オムライス, 料理初心者, 失敗談, 黒歴史, あるある

憧れのオムライス、作るしかない!と思ったあの日

料理?え、美味しいお店たくさんありますやん?と思っていた私ですが、たまには自分で何か作ってみるか…という気分になったのが、数年前のこと。特に何か得意な料理があるわけでもなく、むしろ包丁を持つのがおっくうなタイプです。

そんな私が突然「オムライスを作ろう!」と思い立ったのは、おそらくSNSで見た、それはそれは美しい、とろっとろの卵がチキンライスを包み込む完璧なオムライス写真に心を奪われたからでしょう。「あれ、私にもできるんじゃね?」という根拠のない自信が、背中を押しました。

レシピサイトで一番簡単そうなレシピを見つけ、「これならイケる!」と材料を買い込み、いざキッチンへ!これが、私の輝かしい(?)料理黒歴史の幕開けでした…。

理想と現実のギャップに泣いた、卵との格闘

まずはケチャップライス作り。玉ねぎをみじん切りにして、鶏肉を炒めて…ここまでは順調だったんです。ご飯を投入してケチャップで味付け。なんかちょっとベタベタするけど、まぁこんなもんかな?と、この時点ではまだ余裕でした。

問題は、そう、オムライスの主役、卵です。レシピには「バターを溶かしたフライパンに卵液を流し入れ、半熟になったらご飯に乗せて包む」と書いてあります。ふむふむ、簡単じゃん?

意気揚々とフライパンを熱し、バターをジュワッ。溶き卵をジャーッ!よし!ここからだ!菜箸でくるくる…あれ?なんか思ったより早く固まっちゃう?慌ててご飯の上に乗せようとした瞬間――

ペリッ!

あっという間に卵がパックリ割れて、中の黄色いドロドロ(まだ半熟だった部分)と、フライパンに張り付いた薄い膜に分かれてしまいました。「う、嘘でしょ…!?」

まだ卵液は残っている!気を取り直して二回目の挑戦!今度はもっと優しく…と思ったら、またしても張り付いてペリッ!

もう、半泣きです。このままではただのケチャップライスになってしまう!焦った私は、残りの卵液を全てフライパンに投入し、もう「包む」ことは諦め、「乗せる」作戦に変更。しかし、上手くまとまらず、最終的に出来上がったのは…

これ、本当にオムライス…?衝撃のビジュアル

お皿に乗せたケチャップライスの上に鎮座していたのは、見るも無惨な姿の卵でした。薄焼き卵の残骸のようなものと、菜箸でいじりすぎたスクランブルエッグの混ざり合った、まるで黄色いモザイク画。憧れの「とろとろくるくる」とは程遠い、「ぐちゃぐちゃべちゃべちゃ」な物体です。

見た目はひどいけど、味は大丈夫なはず!と、一口パクリ。

「…ん?米が、硬い…」

まさかの、ケチャップライスも芯が残っているというWパンチ!炒めている間に火が通るだろう、と高を括っていたのが間違いでした。見た目も味も失敗という、完璧な(?)黒歴史オムライスがここに爆誕したのです。

目の前の無惨な姿を見て、笑うしかない自分。これが私の初オムライス…!

黒歴史からの学び(?)と開き直り

このオムライス大惨事から学んだことですか?そうですね…。 まず、卵をフライパンでくるくるするのは、想像以上にテクニックがいるらしいということ。そして、ケチャップライスに使うご飯は、ちゃんと炊けているか確認した方が良いということ。

でも一番大事な学びは、「完璧じゃなくても、自分で作ればそれはそれで愛おしい(そして笑える)ネタになる!」ということです。

あのぐちゃぐちゃオムライスを前に、私は心に誓いました。「次に作るときは、絶対成功させる…!いや、別に成功しなくても、このネタが増えると思えば…」と。

大丈夫、失敗は成功の「笑い話」のもと!

初めての料理って、レシピ通りにやったはずなのに、なぜか想定外のことが起こりがちですよね。特にオムライスみたいに「形」が重要な料理は、理想と現実のギャップに打ちひしがれることも。

でも、私みたいな失敗をした人、きっと他にもいるはず!あの「卵が破れて、どうしようもなくなった」経験、ありますよね?

失敗したって大丈夫!誰だって最初は初心者です。むしろ、失敗談こそが最高の肴になります。美味しくなくても、見た目が残念でも、自分で作ったものは愛おしい(はず…)。

あなたの初料理黒歴史も、ぜひ笑い飛ばしちゃいましょう!「自分だけじゃないんだな」って、ここで一緒にクスッと笑い合えたら嬉しいです。次は、もっと美味しい(そして見た目もマシな)オムライスに挑戦するぞー!…たぶん。