サクサク衣のはずが…油の中で衣が全裸に!私の初とんかつ黒歴史
皆さん、こんにちは!「笑える!私の初料理黒歴史」へようこそ!
さて、今回は私が初めて揚げ物に挑戦したときの、なんとも衝撃的な失敗談をお話ししたいと思います。記念すべき(?)黒歴史となったのは、家庭料理の王道、とんかつです!
なぜ、とんかつに挑んだのか…?
「今日のご飯、何にしようかな~?」とぼんやり考えていた週末。ふと、無性にサクサクの揚げたてとんかつが食べたくなったんです。外食もいいけど、自分で揚げたてを食べられたら最高じゃない? しかも、スーパーで豚肉を見たら意外と安い…!「よっしゃ、今日はとんかつにチャレンジだ!」と、軽いノリで決意しました。
その時の私は知らなかったのです。揚げ物が、初心者にとってどれだけハードルが高いかを…。
レシピ通りのはずが、何かが違う…?
ネットで簡単そうなレシピを見つけ、いざクッキングスタート!
- 豚肉に塩コショウをして筋切り(「なんか固そうだから、とりあえず切れ込み入れとこ」くらいの気持ちで)
- 小麦粉をまぶす(全体にふわっと…?いや、しっかりつけなきゃ剥がれるかな?とペタペタ)
- 卵液にくぐらせる(トロトロ~、よし!)
- パン粉をつける(ここが肝心!剥がれないように、ぎゅっ!ぎゅっ!としっかり押し付けました!)
…ん?なんかレシピの写真と違う気がするけど、まあ大丈夫でしょう!と自分に言い聞かせ、次は揚げ油の準備です。
「油の温度は170℃くらい…」って書いてあるけど、温度計なんて持ってない!「菜箸を入れてシュワシュワって泡が出たらOKって聞いたことある!」と、適当な感覚で油を温め始めました。
いざ、油に投入!そして、衝撃の光景が…!
油が温まったらしきところで、意気揚々とパン粉をまとった豚肉を投入!
「ジュワワワワ~~~!!!」
おぉ!いい音!なんか料理してるっぽい!とテンションが上がったのも束の間…。
油の中に、なんか白い塊がフワフワと浮かんできたんです。
「…え?何、これ?」
よく見ると、それは紛れもないパン粉でした。しかも、肉からきれいさっぱり剥がれているパン粉です。
油の中で、衣が肉から独立して泳いでいる…!そして、どんどん脱衣していく私のとんかつたち…。
「いやあああああ!!!!!」
みるみるうちに、衣は油の中に散乱し、残った豚肉はパン粉ゼロ、あるいは部分的にしか衣がついていない「全裸」状態に…!レシピで見た、あの黄金色のサクサクとんかつの姿はどこにもありません。そこにあるのは、衣の残骸が浮いた油と、心なしか焦げ付き始めた可哀想な豚肉だけ…。
油と衣の残骸、そして全裸の肉…
出来上がったのは、もはや「とんかつ」と呼んでいいのか分からない物体でした。
- 見た目: 油の中には揚げカスと剥がれた衣が大量に。救出した肉は、部分的に焦げていたり、衣が全くついていなかったり。揚げ色がまばらで、見るからに美味しそうじゃない…。
- 匂い: なんか焦げ臭いような、油っぽいような…。
- 味: 剥がれた衣を食べてみると、油を吸ってフニャフニャ、そして超絶油っぽい!肉は、油だけ吸っててパサパサ…。「サクサクジューシー」とは真逆の、悲しい食感と味でした。
食卓には、油まみれの全裸豚肉と、皿の隅に寄せられた大量の揚げカス衣…。その時の私の心境といったらもう、「何でこうなったの…」「私のとんかつ、どこ…」「てか、この油どうすんの…」と、絶望と徒労感しかありませんでした。でも、あまりにも見事に衣が剥がれた光景が面白すぎて、一人で変な笑いが出てきましたけどね!
この黒歴史から学んだこと(?)
この大失敗を経て、私が学んだ(というか、気づいた)ことはいくつかあります。
- 衣付けは「ぎゅっぎゅっ」とすればいいってもんじゃないらしい。優しさも必要なのか…?
- 油の温度、やっぱり適当じゃダメなんだな。温度計、買おうかな…。
- 揚げ物って、想像以上に難易度高いぞ!
そして一番大切なのは、失敗しても死なない! ということですね!美味しくないものは、美味しくない!と割り切る。そして、笑い話にする!これぞ黒歴史を乗り越える秘訣かもしれません。
失敗も笑い飛ばしちゃいましょう!
私の初とんかつは、衣が全裸になるという衝撃的な結末を迎えましたが、今となってはいい笑い話です。きっと、初めて揚げ物をして同じような失敗をした方もいるはず!
「あ〜、私だけじゃなかったんだ!」そう思って、クスッと笑っていただけたら嬉しいです。料理の失敗は誰にでもあります。完璧を目指しすぎず、時には開き直って、一緒に笑い飛ばしちゃいましょう!
あなたの初料理黒歴史も、ぜひ教えてくださいね!