卵液ひたひたのはずが…まさかの「外は焦げ、中はパサパサ」フレンチトースト爆誕!
カフェの憧れ、フレンチトーストに挑戦!
休日の朝、おしゃれなカフェで食べるような、外はこんがり、中はトロトロのフレンチトーストに憧れたことはありませんか?まさに私がそうでした!「これなら私にもできるかも!」と軽い気持ちで、ついにフレンチトースト作りに挑戦することにしたのです。
レシピを見ると、「卵液にパンをひたひたに浸して…」と書いてあります。「ひたひた!なんて美味しそうな響き!」とウキウキしながら、卵、牛乳、砂糖を混ぜて卵液を作成。食パンを投入しました。
レシピ通り…のはずが、雲行きが怪しい
レシピには「数分浸す」とありましたが、「ひたひたに」という言葉に感化された私は、「よし、しっかり中まで染み込ませるぞ!」と、ちょっと長めに浸してみることに。パンがだんだん卵液を吸って重くなるのを想像して、ニヤニヤしていたんです。
ところが、数分経っても、あれ?パンの真ん中あたりが、ぜんっぜん卵液を吸ってない…!表面は黄色くなっているけど、中は真っ白なまま。「あれれ?」と思いつつ、さらに放置。それでも、思い描いた「ひたひた」にはほど遠い状態です。まあ、いっか!焼けばどうにかなるでしょ!と、謎の根拠のない自信を持って、フライパンへGO!
衝撃の仕上がり…これは何?
熱したフライパンにバターを溶かし、いざパンを投入!ジュワ〜っという音に期待が高まります。弱火でじっくり焼く、と書いてありましたが、早く美味しそうな焼き色をつけたくて、つい火加減が少し強めに…。
するとどうでしょう!表面がみるみるうちに焦げ付いていくではありませんか!慌てて火を弱め、裏返すと…!
…真っ黒焦げ。
いや、片面だけならまだしも、裏側も焼き色をつけようとフライパンに戻した結果、こちらも見る見るうちに焦げ色が濃くなり…最終的には両面が黒に近い茶色に。
お皿に盛ってみましたが、見た目はもう、フレンチトーストというより「焦げた厚切りトースト」。恐る恐る一口食べてみると…。
外側はガリッ!焦げの苦みが口いっぱいに広がります。そして肝心の中は…
パサパサ…。
そう、卵液が全く染み込んでいなかった部分は、ただの乾いたパン。表面のわずかに染みた部分だけが、なんだか卵焼きみたいに固まっていました。
理想の「外はこんがり、中はトロトロ、卵液ひたひた」とは真逆。「外は焦げ、中はパサパサ、卵液どこ?」という、なんとも悲しい、そしてちょっと笑える謎物体が爆誕してしまったのです。
黒歴史からの学び…?
この失敗から学んだことですか?うーん…「レシピの『数分』はちゃんと守ろう」ということでしょうか。あと、「弱火は本当に弱火なんだな」ということ。そして、「見た目が簡単な料理ほど、実は奥が深いのかもしれない」ということ。
この「焦げパサフレンチトースト」は、私の初料理黒歴史の中でも、かなり上位にランクインするトラウマ…いや、笑い話です。
あなたにも、こんな「あれ?」な経験ありませんか?
フレンチトーストって、簡単そうに見えて実は繊細なんですね。私と同じように、「あれ?なんか違う…」「理想と全然違うものができた!」という経験をした方、きっといるはずです!
大丈夫です、あなただけじゃありません!手料理の失敗は、美味しくないかもしれないけど、後から振り返るとクスッと笑える最高の思い出(?)になりますよね。
さあ、次にフレンチトーストに挑戦する時は…どうか焦げ付きませんように!そして、中までちゃんと「ひたひた」になりますように!失敗を笑い飛ばして、また次の一歩を踏み出しましょう!