笑える!私の初料理黒歴史

プルプルのはずが…まさかの「飲むプリン」爆誕!私の初プリン黒歴史

Tags: プリン, 失敗談, 料理初心者, お菓子作り, 黒歴史

簡単だって聞いたのに!夢のプルプルプリンに挑戦

社会人になって一人暮らしを始めた頃、自炊に目覚め(たフリをし)た私。とはいえ、いきなり凝った料理は無理!ということで、まずは「簡単」と評判のお菓子作り、それも定番のプリンに挑戦してみることにしました。

だって、材料は卵と牛乳と砂糖くらいでしょ?混ぜて、焼くだけ(蒸すだけ?)らしいし、これはイケる!と確信していました。あわよくば、お店で食べるみたいな、あのふるふる、とろけるようなプリンを作って、自分にご褒美をあげよう!と、鼻息荒くスーパーで材料を買い揃えたんです。

レシピ通りのはずが…どこで道を間違えた?

まずはカラメル作り。これが最初の難関と聞いていたので、ドキドキしながら砂糖と水を火にかけました。焦げ付きそうになったり、固まったりと、ここでも若干ヒヤヒヤしましたが、なんとかそれっぽい色と香りのカラメルが完成!器の底に流し込んで、ふぅ、と一息。

次にプリン液です。卵を溶きほぐし、温めた牛乳と砂糖を混ぜたものを加えて、丁寧に混ぜ混ぜ。ここまでは順調です!なめらかなプリンにするには「濾す」のが大事らしい、という情報を仕入れ、ザルで丁寧に濾しました。うん、見た目もバッチリ!これをカラメルが入った器にそそぎ込み…いよいよ蒸し焼き(湯煎焼き)です。

オーブンレンジのスチーム機能を使って、レシピ通りの温度と時間でセット。タイマーが鳴るのを今か今かと待ちました。オーブンの中を覗くと、表面が固まってきたような…?よし、これでプルプルプリンは私のものだ!と、この時ほど希望に満ち溢れていた瞬間はありませんでした。

期待を裏切る衝撃の液体!「飲むプリン」爆誕

焼きあがったプリンは、粗熱を取ってから冷蔵庫へ。一晩寝かせれば、きっと理想のプルプルになっているはず!翌朝、ワクワクしながら冷蔵庫から取り出し、スプーンを手に取りました。

さあ、ご対面!とスプーンを入れてみると…あれ?なんか、柔らかい?いや、固まってない?

不安になりながら、器を少し傾けてみました。すると…とぷん、という感触もなく、中のものがズルズルっと動くではありませんか!まさかと思って、少しだけスプーンですくってみると…はい、完全に液体です。

何かの間違いだと思って、別の器のも試しましたが、結果は同じ。私が一晩かけて冷やし固めたかったものは、ただの「甘い牛乳(底にカラメル入り)」だったのです…。

あの、お店で見るような、スプーンを入れると跳ね返してきそうなプルプル感はどこへ?夢見ていたとろける食感は?目の前にあるのは、もはやコップに移してストローで飲めるんじゃないか、という状態の液体だけ…。

期待が大きかっただけに、その落胆ぶりは半端なかったです。「なんで!?」「どうしてこうなった!?」と、頭の中は疑問符でいっぱい。レシピ通りにやったはずなのに…。もしかして、私の卵が悪かった?牛乳が悪かった?オーブンの設定が間違ってた?それとも、私にプリンを作る才能がなかった…?

黒歴史からの(笑える)教訓?

結局、あの「飲むプリン」は、捨てるのももったいないので、コップに移して「新感覚スイーツ!」と自分に言い聞かせながら飲みました。味は甘い牛乳にほろ苦いカラメルが混ざって、意外と悪くなかったのが救いかもしれません(笑)。

この失敗から学んだこと…うーん、なんで固まらなかったのか未だに謎なんですが、「簡単」という言葉に踊らされてはいけない、ということは身に染みました。そして、料理(特にお菓子)は科学なんだな、と。分量や温度、時間にちょっとでも狂いがあると、全く違うものが生まれるんだ、ということを痛感しました。

でも、あの「飲むプリン」は、今となっては良い(?)笑い話です。まさか、プリン作りで液体に出会うとは思いませんでしたから。

失敗も笑い飛ばそう!大丈夫、あなただけじゃない!

手料理の失敗って、本当に予測不能なことが起こりますよね。固まるはずが固まらなかったり、パラパラのはずがベタベタになったり。でも、そんな予測不能な「黒歴史」こそ、後々笑い話になるんですよね!

初めての料理で失敗しても、全然大丈夫!むしろ、失敗から生まれるネタの方が多いかもしれません(笑)。今回私の初プリンが「飲むプリン」になったように、あなたの初料理もきっと、誰かに話したくなるような面白い「黒歴史」になるはずです。

「簡単そう」に騙されたあなたも、頑張って作ったのに残念な結果になったあなたも、大丈夫!一人じゃないですよ!一緒に笑い飛ばしちゃいましょう!