クリーミーのはずが…まさかのモソモソ!?私の初カルボナーラ黒歴史
クリーミーな夢がモソモソの現実に…
皆さん、こんにちは!突然ですが、料理って難しいですよね。特に、SNSで見るようなおしゃれで美味しそうな料理に挑戦しようとすると、思わぬ落とし穴があるものです。今回は、そんな私が経験した、もはや伝説級の「初カルボナーラ黒歴史」をお話しさせてください。
パスタの中でも、特にカルボナーラって魅力的じゃないですか?とろーりクリーミーなソースに、ベーコンの旨味とチーズのコク…考えただけでお腹が鳴ります。当時、料理に目覚め始めたばかりだった私も、例に漏れずこのクリーミーな誘惑に抗えませんでした。「よし、今日はカルボナーラに挑戦だ!」と、意気揚々とスーパーへ向かったのです。
レシピ通りのはずなのに、何かがおかしい…
帰宅後、ネットで見た「簡単!失敗しないカルボナーラ」というレシピを片手に、いざ調理開始です。材料は卵、粉チーズ、ベーコン、黒胡椒、そしてパスタ。うんうん、シンプルでこれなら私にもできるはず!
まずはベーコンを炒めて、茹でたパスタを投入。ここまでは順調です。問題は、卵黄と粉チーズを混ぜたソースを加える工程でした。レシピには「火から下ろすか、弱火にして手早く絡める」とあります。「なるほど、火が強すぎると固まっちゃうんだな」と理解し、慎重に火を止めました。そして、卵黄+チーズの混合液をダーッ!と投入。ここまでは良かったんです。
混ぜ始めた、その時!あれ?なんか、ソースがパスタにまとわりつくというより、ボソボソとした塊になっていくような…。混ぜれば混ぜるほど、クリーミーさとはかけ離れた、まるで炒り卵の分離体みたいなものがパスタ全体に絡みついていくではありませんか!
「えっ、嘘でしょ!?」と焦りまくり、慌てて少し火にかけてみたり(これがさらに悪化を招く)、茹で汁を足してみたりしましたが、時すでに遅し。パスタは無残にも、モソモソ、ザラザラとした灰色がかった物体をまとった状態になってしまいました。
これが…カルボナーラ…?
出来上がったそれは、もはや写真で見たカルボナーラとは似ても似つかない代物でした。見た目は、まるで鳥の餌…?いや、もっとひどいかも。一口食べてみると、卵は固まってザラつき、チーズとパスタがそれぞれ主張している感じで、全く一体感がありません。「クリーミー」という言葉からは宇宙の果てほど遠い、モソモソ、パサパサ、そして謎の粉っぽい食感。味も、それぞれの素材がバラバラで、なんとも言えない残念な感じでした。
その時の私の心境と言ったら、「なんで?」「何が悪かったの?」「レシピ通りにやったのに!」という疑問と、「もう立ち直れないかも…」という絶望感でした。「簡単!失敗しない!」って書いてあったじゃん!と、レシピに軽く八つ当たりしそうになりました。
黒歴史からの学び(?)と開き直り
結局、そのモソモソパスタは一口二口でギブアップ。泣く泣くお蔵入りとなりました。私の初カルボナーラは、鮮やかな黒歴史として記憶に刻まれたのです。
この一件から学んだこと…ですか?ええと、卵液を加えるときの温度調節が命!ということですかね。あとは、レシピの「簡単!」という言葉は、決して鵜呑みにしてはいけないということかもしれません(笑)。
でも、こんな失敗談も、今となっては笑い話です。誰にでも初めてはありますし、失敗するからこそ、たまに成功した時の喜びはひとしおなんですよね。「料理苦手なんだよね〜」なんて友達と話すとき、このモソモソカルボナーラの話をすると、みんな「あるある!」とか「それはひどい(笑)」って笑ってくれます。自分だけじゃないんだ、って思えるだけで、なんだか安心するんですよね。
失敗もまとめて美味しく!
料理の失敗って、正直凹みます。でも、見方を変えれば最高の笑いのネタになるんです!完璧を目指しすぎず、「まあ、こんな日もあるよね!」くらいの気持ちで、自分の黒歴史もまとめて笑い飛ばしちゃいましょう。
あなたにも、思わずクスッとしちゃうような料理の黒歴史、ありますか?もしあれば、ぜひこっそり教えてくださいね!きっと、私だけじゃないはずですから。