期待の炊き込みご飯が…まさかのべちゃべちゃお粥爆誕!
秋の味覚!炊き込みご飯に挑戦だ!…のはずが
皆さん、こんにちは!料理の腕はまだまだ練習中…いや、練習する時間も気力もあまりない、そんな日々を送っている皆さん、いかがお過ごしですか?
私もご多分に漏れず、料理は「まぁ、一応作れるかな…?」レベル。そんな私が、ある秋の日、「よし、今日はちょっと気合い入れて秋らしいご飯を作るぞ!」と意気込みました。選んだのは、秋の味覚たっぷり「炊き込みご飯」!
だって、炊飯器に入れてスイッチポンでしょ?簡単そうじゃないですか!しかも、きのこや鶏肉、にんじんの色合いも綺麗で、食卓が一気に華やぐ…!完璧な計画のはずでした。
レシピ通りにしたはずなのに、何かがおかしい…
早速、スーパーで材料を調達。レシピサイトとにらめっこしながら、具材を切って、調味料を計量して…よし、準備万端!
研いだお米を炊飯器に入れ、切った具材をどっさり乗せました。その時、ちょっと欲張ってきのこを多めに入れた気がしますが、まぁ秋だから良いでしょう!問題はここから。水の量です。
レシピには「〇合に対して、炊飯器の『炊き込み』の目盛りまで」と書いてあります。はい、その通りに入れましたよ!なんなら、レシピの写真とにらめっこして、「こんなもんかな?」と慎重に水加減を決めたんです。
具材を乗せ、調味料(醤油、みりん、酒など)を入れて、目盛りまで水を追加。よし!あとは炊飯器にお任せだ!スイッチオン!ピッ!…数十分後、炊飯器からいい匂いがしてくるのを想像して、ウキウキしながら待ちました。
衝撃の結末!これは炊き込みご飯…じゃない!
「ピーピー!」という炊飯終了の音!待ちに待った瞬間です!炊飯器の蓋を開けるべく、ゆっくりと持ち上げました。立ち込める湯気…そして、その中に現れたのは…
え?えええええええええ!?
そこに広がる光景は、私が想像していた「ふっくらツヤツヤ、具材とご飯が美味しい香りを放つ炊き込みご飯」とは似ても似つかないものでした。
そこにあったのは…べちゃべちゃ、そしてドロリ…とした、まるでお粥のような物体!
ご飯粒は原型をとどめているものの、全てが水分に浸りきっていて、立っているお米なんて一つもありません。具材も、なんだか覇気がなく、全体が水分でふやけている感じ…。匂いは、かろうじて「炊き込みご飯っぽい香り」がするものの、見た目のインパクトが強すぎて、嗅覚どころではありません!
恐る恐るしゃもじを入れてみると…「ズルッ」と、抵抗なくしゃもじが入っていきます。通常のご飯のような、一粒一粒を感じる手応えは皆無。すくってみても、ねっとりとしていて、まるで糊のよう…。
一口食べてみると…味が薄い!そして、食感は完全に「お粥」!私が作りたかったのは、秋の味覚をしっかり感じる「炊き込みご飯」であって、病人でもないのに突然目の前に現れた「風味付きのお粥」ではありませんでした…!
あの時の衝撃といったら…。「なんで!?」「レシピ通りにしたのに!」「炊飯器の目盛り、合ってるはずなのに!」と頭の中はパニックでした。
後から調べて分かったのですが、炊き込みご飯は具材からも水分が出るため、その分水の量を調整する必要があるとか、炊飯器の目盛りは白米用とは少し違うとか…色々な説がありましたが、当時の私にそんな知識は全くありませんでした。
ただただ、「炊飯器に入れてスイッチポンで簡単」という言葉だけを信じ、無邪気に失敗した、私の初・炊き込みご飯黒歴史です。
この黒歴史からの学び(?)
このべちゃべちゃお粥事件から得た教訓ですか?そうですね…
- 「簡単」は信じるな。 特に料理初心者は。
- 具材からも水分が出る、という概念を初めて知った。
- 炊飯器の目盛りは、料理の種類によって意味合いが変わる可能性がある。奥深い…。
- 見た目が酷くても、味はまぁ…食べられなくもない(薄いけど)。お粥としてなら…。
結局、そのべちゃべちゃお粥は、残すのがもったいなくて頑張って食べましたが、全然美味しくなかったのは言うまでもありません。あの日のことは、今でもたまにフラッシュバックします。
まとめ:失敗は笑い飛ばしちゃいましょう!
私の初めての炊き込みご飯は、見事に「べちゃべちゃお粥」という名の黒歴史となりました。でも、こんな失敗談、きっと私だけじゃないはず!
「水の量、間違えた!」「なんか思ってたんと違う!」って経験、ありますよね?料理って、レシピ通りにやったつもりでも、ちょっとしたことで全然違うものができちゃったりする、奥深くて(時に残酷な)世界です。
でも、そんな失敗も、後から考えれば「あんなことあったな〜!」って笑い話になるんですよね。
もし今、料理の失敗で落ち込んでいる方がいたら、大丈夫!みんな通る道です。私も、そしてきっとこの記事を読んでいる他の誰かも、同じような黒歴史を持っています。
失敗を恐れずに、また次の料理にチャレンジしてみてください!そして、もしまた失敗しちゃったら…この記事を思い出して、一緒に笑い飛ばしましょう!
あなたの「笑える!初料理黒歴史」も、ぜひ教えてくださいね!